2011/03/01
2/27(日)に開催された第83回アカデミー賞授賞式のテレビ中継が、昨年の授賞式に比べて視聴率が9%ダウンし、視聴者数は前回の4,130万人から3,760万人へと減少したことがわかった。
若者層からの注目を集める目的で起用されたANNE HATHAWAYとJAMES FRANCOの司会のもと進行された授賞式は、18歳~49歳の年齢層では昨年とあまり変化のない11.7%という視聴率だったが、18歳~34歳に絞った年齢層では10.6%に減少し、昨年比95%という数字の落ち込みとなった。
今回の主な受賞結果は、『THE KING’S SPEECH』が最多のオスカーを獲得したほか、TRENT REZNORと共同作曲者のATTICUS ROSSが『THE SOCIAL NETWORK』で“BEST ORIGINAL SCORE”を、RANDY NEWMANが『TOY STORY 3』の挿入歌「WE BELONG TOGETHER」で“BEST ORIGINAL SONG”をそれぞれ獲得した。
昨年度の授賞式では、歴代最高の興行収入を稼ぎ出したJAMES CAMERON監督の『AVATAR』と、彼の元妻KATHRYN BIGELOW監督の『THE HURT LOCKER』の対決が最大の目玉だった。
また今回の一般家庭における視聴率は7%のダウンで、午後8時半~午後11時半の間の視聴率は昨年の26.5%から24.5%へと若干の落ち込みを見せた。そして授賞式直前の午後7時~8時半までに放送された『RED CARPET SPECIAL』は、一般家庭で13.2%という数字となっている。ちなみに都市別の視聴率では、ニューヨークが1位(33.9%)、サンフランシスコが2位(33.6%)、シカゴが3位(33.0%)、カンザスシティーが4位(32.7%)、ボストンが5位(32.0%)という結果だった。
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